もうすこしで天竺

読書記録など。

2021-11-12から1日間の記事一覧

ウォレス・スティーヴンズ "The Noble Rider and the Sound of Words"

まさに「瞑想」という表現がふさわしい詩論。 冒頭にはプラトンの『パイドロス』が引用されている。羽の生えた二頭の馬とその御者。天上の不滅なる存在と地上の滅ぶべき存在が、いかに異なるか。スティーヴンズはプラトン(および語り手のソクラテス)の話が…