もうすこしで天竺

読書記録など。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』:政治を語るうえで必読の書

この前、年下の男に政治の話を持ちかけられた。 酒の席だったからきっかけはよく覚えていないが、僕はすっかり「左」のレッテルを貼られ、相手は自分が「右」であることに満足を覚えているようだった。 相手が「右」を自称するのなら、と思って、そのときホ…

ハグストローム『株で富を築くバフェットの法則』:人とは違う思考がいい

ロバート・G・ハグストロームのバフェット本。 橘玲と、言っていることはかぶるところが多い。 ここに書かれている投資の原則を一言でいうと、「人とは違う思考をせよ」ということ。 なぜなら株式投資とは、他の人が目をつけていないところに先んじて目をつ…

橘玲『臆病者のための株入門』:リテラシー=バランス感覚を身につけよ

読んだ本の内容を忘れることを恐れる臆病者の読書備忘録スタート。 近頃、資産形成という言葉に興味がある。 なにせ年金基金は政府による運用の失敗で数兆円が一夜にして吹き飛び、この先も庶民の生活が向上するとは思えない。だから、私たちは自分の力で一…